ホットクックは型落ち品でOK!新旧比較と旧機種の違いとチェック事項5選

ホットクック購入検討

【2022年9月版】ホットクックは型落ち品でOK!新旧比較と旧型購入時の注意点

他社製品と比較して、自動調理に関する機能については負けなしというポイントがホットクックの強みです。ホットクックの最大の弱点は多機能な分、価格が高いところが購入を躊躇う最大の理由ではないでしょうか?
そんなホットクックが比較的安く買えるタイミングが存在します。

  • 新機種の発表・発売後の型落ち品の在庫処分 (1年前に発売した前モデルが安くなる)
  • 通販サイトの独自セール(Amazonタイムセール、楽天買いまわりセール期間など)

セール品を発見してから商品の機能や口コミを調べて迷っている間に、商品が売切れてしまったらショックですよね。これらのお得なタイミングに遭遇した時、躊躇いなく購入に踏み切るためには事前に購入の意思を固めておく必要があります。

私は新型と旧型の機能差を調べ、納得した上で旧型を格安で購入しました。(2年前のステンレス鍋仕様を購入)

旧型を毎日使っている中で、特に不自由を感じたことはありません。

この記事を読めば新型と旧型の違いが分かります。

  • 新旧製品の差異
  • 各機能についての説明
  • 新型の機能を旧型で実現する方法の検証(写真あり)
  • 型落ち品のホットクック購入にあたり、注意するべき項目

新旧の差を事前に把握しておき、買いどきのタイミングで購入を即決出来るように心の準備を済ませましょう!

ホットクック新旧比較の結論

  • 最新モデルのホットクックは、大胆なモデルチェンジが行われました。(外見が変わりサイズは一回り小さく)
  • 少しでも搭載機能が多い方がよいならば2021年モデルがおすすめ。
  • かき混ぜ機能の性能にこだわりがなければ、型落ち品(旧機種)の方が約14,000円安くてお得。(2022/9/10 価格調査より)

機能・スペック差異は下記の通りです。それぞれの項目について本記事内で解説します。

シャープ ヘルシオ ホットクック新旧機種の機能比較 2021年版

新旧モデルの差異まとめ

  • なるべくコンパクトなサイズを希望するならば、旧型より一回り小さい最新モデル一択(※1.0Lは全モデル同サイズ)
  • 「最新式のまぜ技ユニット」に興味があるなら最新モデル一択(※1.0Lは除く)
    • 回転速度が約2倍に向上
    • ホイップクリームの泡立てが出来る
    • 食材を茹でる~つぶし作業が全自動化(例:ポテトサラダ、コロッケ生地)
  • フッ素コート製の鍋は2020年モデル以降。2020年モデルは最新機種と比較して、約10,000~14,000円安くてお得。(2022/9/10 2.4Lサイズ価格調査より)
  • 激安の2019年モデルはステンレス製の鍋。最新モデルと比較して約20,000円安くてお得。(2022/7/1 1.6Lサイズ価格調査より)
  • 黒色のホットクックが欲しいなら、最新モデル一択(サイズは1.0L、1.6Lのみ)

最新機種 2021年モデル

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旧機種(型落ち品フッ素鍋)2020年モデル 

旧機種(型落ち品ステンレス鍋)2019年モデル

1.0Lサイズ・新旧

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¥39,454 (2024/11/27 02:43時点 | 楽天市場調べ)

ホットクック旧型と最新型の違いは、個人の工夫でカバーできる

ホットクック前モデルと最新モデルの差は、個人の工夫でカバーできる

初代モデルが発売された年は2015年。
それから2020年に至るまで約5年間進化し続けてきており、現在市場に出回っている機種は殆どのユーザーが満足できる基本的な機能が搭載したモデルとなっています。
自分が必要としている機能が旧機種で網羅できるのならば、当然型落ち品を購入した方が安価で購入出来ます。

旧モデルは使い勝手や機能面で不足している点があるのではないか?不安ですよね。私は新旧モデルを比較した上で、このような結論に至りました。

旧型でも困らない理由

  • 付属品の差異は後日Amazonで調理器具を別途購入すれば解決できる
  • ホットクック本体は、安い型落ち品を買って初期投資費用を抑える
  • 日常的な使用用途の範囲では、まぜ技ユニットは旧式タイプでも困らない

まずは出費を最小限に抑えることを最優先としました。使い始めてみて困った時は、それを解決するために付属品を買い足せばよいからです。

具体的な付属品の差異については、この記事の中盤にて説明します。

新型ホットクックの感想(使用3か月目)

2021年モデルは、ニュースサイト・企業サイトのレビュー記事では紹介されていない、細かな改善点が複数あります。日常使いを続けていた中で感じた利点を、新旧2台持ちユーザー視点でまとめました。

ホットクック二台持ち
現在、新旧ホットクックを二台持ちで使用中。

メニュー提案機能はWifi接続で古いモデルでも使用可能になる

AIoT機能を使用した『おすすめメニュー機能』は古いモデルでも使用できます(※注意:Wifi接続する必要あり)。

ただし、材料の表記方法が新型と旧型で異なります。新型の方が材料表記が詳細です。「大豆」を例にしてご紹介します。

ホットクック操作画面のレシピ表示

旧モデルの場合、ホットクックの画面上の情報では水煮大豆が必要であることが分かりづらいです。

2020年以降のモデルから予約炊飯ができるようになった

古いホットクックを所有している方が不便を感じていた炊飯機能。新しいモデルでは12時間先まで予約が出来るようになりました。炊飯後の自動保温機能は新旧共に未搭載です。

フッ素コート鍋はごはんのこびりつき無し

一粒残らず綺麗に食べられます。古いモデルのホットクックはステンレス鍋なので、この鍋種類の違いだけでも後片付けの手間が段違いです。

新型ホットクックは内蓋についた水滴を受ける部品が改良された

水分量が多めの調理をすると、蓋を開けた際に内蓋に付着していた水滴が落ちてきます。その水滴が、水受けにスムーズに落ちるように改善されました。

ホットクック新旧水受けの比較写真

思いの外、ホットクックで作る手作りアイスが美味しい

新型ホットクックは手作りアイスの自動メニューが使用できます(旧型ではこの自動メニューは使用不可)。

市販のアイスの方が簡単早いのは重々承知しているのですが…。たまには作ってもいいかな、と思うくらい美味しかったです。

蓋をした状態でホイップするから飛び跳ねゼロ

「ハンドミキサーでホイップすれば事足りる」
「だから、泡立て機能は必要ない…」

しかし、実際に使ってみたところ考えを改めました。

  • 蓋をした状態でホイップするので、生クリームが跳ねて服やキッチンを汚す心配が無い
  • ハンドミキサーの物珍しさに集まってくる、好奇心旺盛なキッズ達に絡まれることが無くなった
  • 3~5分間でホイップが完了する。

クリームの状態を目視確認できないところがデメリット

乳脂肪分が45%前後の生クリームは、泡立てすぎるとボソボソに固まってしまいます。ホイップ中にクリームの状態を目視確認できない事が難点です。

ホットクックの自動メニューは、かき混ぜすぎないように整されています。

ホイップ時のコツ

  • 自動メニューを使用してホイップをすること
  • 追加で泡立てて固めのクリームにしたい時は、「1分毎に調理→蓋を開けて状態を確認」で微調整をする

新型ホットクックのいまいちポイント

2021年モデルホットクックは販売価格が高い

発売したばかりのため値下げ額が小さいです。新型のメリットをあまり感じない人は、旧型を安く買うことをお勧めします。

製品サイズがコンパクトになった分、内蓋が華奢になった

旧型の方が内蓋の外周パーツがゴツイです。普段使いする中で不安感は感じません。

「かき混ぜのパワーが強すぎる」の噂

こちらの噂をSNSで何度が見かけたので、新旧で肉じゃがを作り比較しました。具材・調味料共に同分量で調理しました。私の比較結果は「新旧で大きな差はない」です。

むしろ、フッ素コード鍋の新型の方が、じゃがいもの煮崩れが小さくて仕上がりが綺麗でした。

新旧ホットクックの肉じゃが比較

ホットクック商品コードの見方を知って型式とサイズを見分ける方法

ホットクック商品コードの見方を知って型式とサイズを見分ける方法

ホットクックの2020年モデルと2019年モデルは殆ど見た目が同じです。 私には全く見分けがつきません。
格安の廉価版を、安くなった型落ち品だと思い込んで買い間違ったら悲惨です。購入する際はよく確認しましょう。

この記事のページ上部・下部に商品リンクを付けています。ご活用ください。

型式の読み方

ホットクックの型式は”KN-HW24G-R”というような、8つの英数字が使われています。

「HW」が標準仕様、「HT」機能が少ない廉価版

廉価版は機能が極端に少なくなっています。
自由自在に調理したいならば、標準仕様の一択です。

  • KN-HW24 …標準
  • KN-HT24 …廉価版

「24」の後ろのアルファベットは年代を示す

アルファベット順で若いほど古い型となります。

  • KN-HW24G 2021年モデル★最新
  • KN-HW24F 2020年モデル
  • KN-HW24E 2019年モデル
  • KN-HW24C 2017年モデル

最後尾のアルファベットは色を示す

  • "-R"は赤(例:KN-HW24G-R
  • "-W"は白(例:KN-HW24G-W
  • "-B"は黒(例:KN-HW24G-B

シャープ ヘルシオ ホットクック新旧機種の機能比較

シャープ ヘルシオ ホットクック新旧機種の機能比較 2021年版

この記事では2021年8月現在、通販サイトで流通している2019年、2020年、2021年モデルを対象に機能の違いについてご紹介します。
尚、この記事内で紹介する製品の型式は、大容量タイプ2.4L(2~6人用)を例に上げています。

メモ

  • 1.6Lタイプと2.4Lタイプの違いはサイズのみ。機能・製品仕様は同じです。
  • 2021年モデルのみ、サイズ毎の製品カラーのラインナップに差異があります(本記事内で別途解説)

ホットクック旧機種を買う際の注意点

ホットクックで料理をする上で重要なポイント7つの機能・仕様についてそれぞれを解説します。

  • 製品サイズ
  • かき混ぜ用パーツ(新旧でパワーに差異有り)
  • 鍋のコーティング(ステンレス or フッ素コーティング
  • 蒸しトレイの形
  • ジップロック調理
  • 煮詰め機能
  • 好みの設定加熱機能(火力・かき混ぜを手動設定)

旧機種に未搭載の機能、付属品があります。型落ち品を買う際は注意しましょう。

ホットクック新型2021年モデルはコンパクト化

2021年モデルは、大幅なリニューアルがありました。

製品のデザイン・サイズが一新。特に横幅のサイズが約5cm小さくなり、設置スペースを確保しやすくなりました。

ホットクック型式横幅奥行高さ
2.4L/2021年モデル
[KN-HW24G]
345mm305mm256mm
2.4L/2020年以前のモデル
[KN-HW24F]
395mm305mm249mm
1.6L/2021年モデル
[KN-HW16G]
330mm282mm240mm
1.6L/2020年モデル
[KN-HW16F]
364mm283mm232mm
1.0L/2021年モデル
[KN-HW10G]
220mm305mm240mm
1.0L/2019年モデル
[KN-HW10E]
220mm305mm240mm
ホットクック製品寸法

※1.0Lタイプのサイズは変更ありません。

製品重量

  • 2.4L 約6.1kg(満水時12kg)
  • 1.6L 約5.2kg(満水時10kg)
  • 1.0L 約3.7kg(満水時5kg)

【1.6L/2.4L最新型のみ】パワーアップしたまぜ技機能でマッシュポテト・ホイップクリームが作れる

パワーアップしたまぜ技ユニット搭載サイズは1.6L・2.4Lのみ。1.0Lサイズは全年式が、従来のまぜ技ユニットのままです(パワーアップなし)。

ホットクックには「まぜ技ユニット」と呼ばれる、食材をかき混ぜる部品が付いています。このユニットが、新型(2021年モデル)でリニューアルしました。

  • つぶしむらなくマッシュポテトが作れる(ポテトサラダ、コロッケのタネ)
  • 生卵を溶く機能を追加。卵を割り入れて野菜を入れれば、ボタン一つでオムレツが作れる。
  • ホイップクリームの泡だて(約3分間でホイップ完了)※注意:ホイップの自動メニューは無線LAN接続しないと使えない

シャープが提案している、新型のまぜ技ユニットで作れるこれらのメニューが、旧型ホットクックで作れないか検証しました。

アトリ
完璧ではありませんが、近しい物は旧型でも作れます。

コロッケのタネは旧型でも作れる(但し、つぶしムラは多い)

旧型(2018年モデル)でコロッケのタネを作れるか検証しました。

旧型を使ったコロッケ作りは成功

多少のつぶしムラはありますが、満足できる仕上がりです。

注意ポイント

  • チャレンジする際は、まぜ技ユニットに過度な負荷がかからないように注意してください。
  • 調理中の水分量は、公式レシピ『じゃがいものポタージュ』の水分量以上を保った状態にて調理するようにしてください。
    (申し訳ありませんが、自己責任にてお願いします)

自動で潰れなかったじゃがいもの塊は、木べらでつつけば簡単に潰せました。

ポタージュスープの自動メニューを利用して、じゃがいもの茹でから潰しまでを、ボタン1つで完了出来ました。

手作業で卵を溶けば、旧型でもオープンオムレツは作れる

こちらの写真は旧型で作ったオープンオムレツです。

フライパンで作る際に、いつも不安だった火の通り…。ホットクックに全部お任せするだけで、しっかりと中まで火が通ったオムレツが作れました。

ホイップクリームは無理だけど、カスタードクリームは旧型でも自動調理可能

ホットクックにはカスタードクリームを自動調理出来るメニューがあります。材料を入れるだけで、加熱をしながらかき混ぜを自動で行います。

旧型を使用して、ダマなしの滑らかなクリームが作れました。

カスタードレシピ)
 ココロキッチン:カスタードクリーム レシピ(外部サイトリンク)

2020年以降の鍋はフッ素コートありで汚れ落ちが良い

鍋がフッ素コードの機種

1.6L/2.4Lモデルは2021年・2020年モデルの2つのみ。
・2021年式:KN-HW24G/KN-HW16G
・2020年式:KN-HW24F/KN-HW16F

1.6L・2.4Lサイズのフッ素コートの内鍋は2021年・2020年モデルの2つのみです。

1.0Lサイズは全モデル(KN-HW10E以降)がフッ素コートの内鍋です。

注意ポイント

フッ素コート鍋のホットクックには、保存用の蓋が付属しません。蓋付きのモデルは、ステンレス製鍋のモデルのみです。(2019年以前のモデルのみ蓋付き)

ホットクック 保存専用ふた(単品購入可能:3,080円)

古い機種はステンレス製の内鍋が付属されており、食材のこびりつきが発生しやすいです。特に炊飯時に、ごはん粒が大量にこびりつきます(私自身が検証済み)。

ホットクックで毎日炊飯する予定の方は、迷わずフッ素コート鍋のモデルを購入しましょう。


とはいっても、2020年になるまではずっとステンレス製の鍋で販売し続けていました。ステンレス製ならではの、お手入れ対策方法もきちんとあります。

ステンレス鍋のお手入れ方法

  • 使用後すぐに水を入れてつけ置き洗い。木べらで削り落とす
  • メラミンスポンジでこすり洗い
  • 重曹+水を入れてお手入れメニューで煮る(取扱説明書に説明あり)

ステンレス鍋ユーザーの私は、つけ置きとメラミンスポンジにて綺麗に洗えています。

フッ素コードの内鍋は単品購入可能

 シャープオンラインストア:ホットクック専用フッ素コート内鍋(2.4L用)TJ-KN2FB ¥12,980(外部サイトリンク)

 シャープ ホットクック用 内鍋 2.4Lタイプ TJ-KN2FB(Amazonリンク)

こびりつきには、木べらが最強

私はホットクック購入以前から、木べらを愛用しています。

テフロン加工の鍋を絶対傷つけません。どんなに力強く使っても、絶対に曲がりません。テフロンを傷つけない黒色のキッチンツールは世に沢山出回っていますが、私の結論は『木べら最強』です。

 和平フレイズ キッチンツール 竹製ターナー ジー・クック GC-209(Amazonリンク)

新旧ホットクックの蒸しトレイの形状は2種類、「蒸し板タイプ」or「蒸しトレイタイプ(ざる型)」

新旧ホットクックの蒸しトレイの形状は2種類、「蒸し板タイプ」or「蒸しトレイタイプ(ざる型)」
蒸しトレイタイプ(ざる型)は蒸しトレイごと食材を一気に引き上げられるので便利です。ざるタイプが付属する機種は、2020年以降の機種です。

※1.0Lサイズは全モデル(2019年モデルのKN-HW10E以降)が蒸しトレイタイプ(ざる型)です。

蒸し料理用の付属品は2種類存在する。
2020年モデル以降のモデルは、蒸しトレイタイプ(ざる型)が付いてくる。

では、2020年より前の機種を買った人は、蒸し野菜をまとめて取り出したい時どうしているのか?という疑問が湧きますよね。ホットクックの先駆者の方々は、自分で買った蒸しざるをホットクックの鍋に入れて調理するテクニックを生み出しています。

 金伊工業 シェイプライン 茹であげザル 19cm SH-027(約2000円弱)※注意:この商品は2.4Lモデルに合ったサイズ

蒸し料理に使用可能なザルならば、もっと安い物でも大丈夫です。

ホットクック公式の蒸しトレイ(ざる型)は、シャープのオンラインショップ・Amazon・楽天にて単品販売しています。
古い機種にも対応していますので、必要になったタイミングで買い足せばOKです。​

ジップロック調理をするなら「蒸しトレイ」付きの機種を選ぶ

食材を入れたジップロックを丸ごと茹でるレシピを作りたいならば「蒸しトレイ」付きの最新機種を推奨

ジップロック調理対応の機種

  • 1.6L/2.4Lサイズでは、2020年モデル、2021年モデルの2つがジップロック調理に対応。
  • ただし、蒸しトレイ(ざる型)を別売りで買えば、古い機種でもパック調理可能。
  • 1.0Lサイズは、新型(2021年モデル)からジップロック調理のレシピに対応。

低温調理モードはどの年式の機種にもありますが、ジップロック調理の際は「蒸しトレイ」を使用する必要があります。
蒸しトレイが製品に付属されている機種は、2020年以降のモデルのみです(KN-HW24G/16G、KN-HW24F/16F)。1.0LタイプはKN-HW10Eから蒸しトレイが付属しています。

蒸しトレイが無くてもお肉の低温調理は可能です。
ジップロック調理で有名なメニューと言えば鶏ハムやチャーシューですが、蒸しトレイが付属されていない古い機種でも調理可能です。 公式レシピもありますのでご安心ください。

ジップロックの袋ではなく、ラップでお肉をキャンディ状に包んで加熱するレシピです。
 ヘルシオ ホットクック レシピ「チキンハーブハム」(外部サイト)

シャープが蒸しトレイ使用を指示している理由は、袋が調理中に浮き上がって蒸気口を塞ぐトラブル・故障を防止するためです。
また、蒸しトレイには食材を完全に水中に沈めた状態を保持する役目があります。水面から浮き上がってしまった場合、食材に熱が均一に伝わらないリスクがあります。

適切な加熱処理をしないと食中毒が起こる危険性があります。
インターネットを検索すると蒸しトレイ無しでジップロック調理する個人レシピの情報も出てきますが、あくまでも自己責任です。

リスクを認識した上で、判断しましょう。

「煮詰め機能」は2019年モデル以降に搭載

「煮詰め機能」の搭載は2019年モデル以降のみ

煮詰め機能を搭載した機種

2019年モデル、2020年モデル、2021年モデルの3つ。

「煮詰め機能」は食材から水分が沢山出てしまい味付けがぼやけてしまった時、それを解消出来る便利な機能です。

ホットクックは食材の水分を鍋の中に閉じ込める無水料理が得意です。ですので、普通に調理するとどうしても水分が鍋の中に残りがちです。その水分を飛ばすため、蓋を開けた状態で加熱ができる機能が「煮詰め機能」です。

私個人の意見としては『煮詰め機能は、あった方が便利』です。

1.0Lサイズのモデルに関しては、新旧全てのモデルに煮詰め機能が搭載されています。

好みの設定加熱機能で「火力」と「まぜ方」が自由自在に指定可能

「好みの設定加熱」の機能は2019年発売以降の1.6L・2.4Lモデルから搭載されました。(KN-HW24E,KN-HW16E以降)

2019年モデルの1.0Lサイズには非搭載です。(※1.0Lは2021年モデル最新型から本機能が搭載されると予想中。2021年9月の発売日以降に調査、追記します)

  • 火加減: 強中弱
  • まぜ方: 4種類のまぜ方
  • 加熱時間: 1分単位

これらを自分で設定して、自由自在に調理出来ます。「好みの設定加熱」は2020年モデル(KN-HW24F)、2019年モデル(KN-HW24E)の両方に搭載しています。

  • ホットクック用以外のレシピを作りたい方
  • 自動メニューを使わずに手動操作で作りたいと思っている方 

このような用途を想定している方は、「好みの設定加熱」機能が搭載されたモデルが良いでしょう。

ホットクック最新機種と型落ち品の違いまとめ

付属品は後日に後から追加購入可能ですので優先順位は低いです。

調理をする時に便利な「好みの設定加熱」「煮詰め」は、2019年以降のモデル(KN-HW24E/16E、KN-HW24F/16F)に搭載しています。

2021年モデルから改良された、まぜ技ユニットは回転速度が約2倍に上がりました。生クリームの泡立て、マッシュポテトをホットクックで頻繁に作りたい人は2021年モデルが良いでしょう。

最新型のまぜ技ユニットで調理の幅は広がりますが、ホットクック本体に初期登録されている自動・手動メニュー数の差は1品のみです。まぜ技ユニットの新旧差で極端に調理環境が変わることは無いと推測されます。

よって型落ち品の2019年モデル・2020年モデルを購入しても、大きなデメリットはありません。

シャープ ヘルシオ ホットクック新旧機種の機能比較 2021年版

ホットクック本体カラーは赤・白の2択、白の方が安売りされやすい

ホットクック本体カラーは赤・白の2択、白の方が安売りされやすい

キッチンに置く上で家電の色味は悩みどころですよね。私は赤が欲しかったのですが、最終的には白を購入しました。購入の理由は、赤より白の方が一万円弱安かったからです。

電気屋、実店舗では色違いで販売価格が異なることはほぼ無いでしょうが、Amazonではかなりの確率で人気色の方が販売価格が高かったりします。通販サイトで購入検討する際は必ず赤白両方の販売価格をチェックしてみてください。
思わぬ低価格で売られていたりする事がありますよ。

【新型発売日予想】ホットクックの2022年モデルは9月以降?

【新型発売時期予想】ホットクックの2021年モデルは9月前後
過去4年間の新製品の発売日は秋頃でした。
新型発売のプレスリリースは、例年8月中旬のお盆明けに発表されています。

 【シャープ プレスリリース】レシピサービスなどのAIoT機能と「まぜ技」の進化に加え、省スペースを実現│水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」を発売(外部サイト)

新型の発表後は、2021年モデル(KN-HW24G、KN-HW16G)が型落ちとなるため在庫処分のセールが開催されるはずです。つまり、2021年モデルをお安いたいなら8月下旬以降がねらい目です!

2022年新型ホットクックは発売しないかも?(2022/9/10追記)

毎年秋に新型が発表されていたホットクック、2022年は2022/9/10時点で未だに発表されていません。2021年発売の新型ホットクックは大幅なリニューアルが実施されていたため、もしかしたら2022年は新型の発表はないかもしれません。引き続き情報収集を継続し、新情報が出たら本ブログを更新します。

過去の発売日実績

  • KN-HW24G/KN-HW16G 2021年モデル 2021年 9月中旬
  • KN-HW24F/KN-HW16F 2020年モデル 2020年 9月中旬
  • KN-HW24E/KN-HW16E 2019年モデル 2019年 8月22日
  • KN-HW24C/KN-HW16C 2017年モデル  2017年10月26日

<価格.com調べ>

【結論】ホットクックは型落ち品で問題ない

まとめ:ホットクックは型落ち品で問題ない

筆者の結論は、旧機種で問題ありません。既に大幅に安くなっていた型落ち品を通販で購入しました。

新機種の発表直後は、型落ち品を狙う人が一斉に動き出して買い物競争が激化しがちです。在庫が豊富な今のうちに、予算の確保と家庭内稟議を済ませて購入に踏みきることをおすすめします。

家族へのホットクック購入交渉についての記事はこちらをご覧ください。

ホットクックの新旧比較まとめ

  • 使い勝手を重視するなら、フッ素コート鍋の2020年モデル(KN-HW24F/KN-HW16F)
  • とにかく数千円でも安くしたいなら、ステンレス鍋の2019年モデル(KN-HW24F/KN-HW16F)
  • 最先端の機能を楽しみたいなら2021年モデル(KN-HW24G/KN-HW16G)

ホットクックは、今までの炊事経験・概念を覆す画期的な便利家電です。
忙しさに悩んでいる方は、是非購入の検討をしてみては如何でしょうか?

ホットクック最新機種 2021年モデル

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旧機種(型落ち品)2019年モデル

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 ホットクックレシピ一覧へ

当ブログではホットクックの購入検討に役立つ記事、ホットクックレシピをまとめています。
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