『めんをゆでる』機能はホットクックだけの特徴です。
ホットクックには、自動で食材をかき混ぜてくれるユニットと機能が付いています。この便利な機能のおかげで、他社の自動調理鍋にはない「麺を茹でる」という調理を行えます。
『鍋・レンジで茹でればよいのでは?』とお思いの方もいらっしゃると思います。しかし、日常的にホットクックで麺を茹でている中で、ホットクックならではの利点があることに気づきました。
- 湯が沸いたら音でお知らせしてくれるので、麺を入れるタイミングを自分で確認する手間が無くなった
- 吹きこぼれなし、レンジ庫内・コンロが汚れない
- 火の番、かき混ぜ作業はホットクックにお任せ。鍋のそばに待機する必要なし
デメリットは鍋よりも洗い物が多いことです。
しかし、鍋で麺を茹でる際にコンロ前に立っている時間よりも、ホットクック部品を手洗いする時間の方が短いため、私はホットクックを使っています。
ホットクックのサイズによって、茹でられる麺の量が異なります。
茹でられる麺の量
- 2.4Lタイプ:100~400g
- 1.6Lタイプ:100~200g
これからホットクックの購入を予定している方向けに、ホットクックのサイズ別の麺量について本記事にまとめております。既に購入済みの方は、製品に付属のレシピ集でも確認できます。
今まで当たり前のようにお鍋で行っていた麺茹での作業を、ホットクックにお任せしてみませんか?
完全手離れで麺が茹で上がる快感を、是非味わってみてください!ストレスフリーで麺調理が出来るようになりますよ。
ホットクックのめんをゆでる機能のメリット
ふきこぼれの心配がない。
コンロで調理時に、麺を入れたあとの数分後に急に水位が上がってふきこぼれる…。そのような心配があり、麺を茹でている最中はキッチンから離れられませんでした。
しかし、ホットクックならばその心配は不要です。
- 鍋のふきこぼれの見守りが不要
- ふきこぼれないから、コンロが汚れず拭き掃除しなくて済む
麺料理につきまとうめんどくささと手間が圧倒的に激減しました。
湯が沸いたらメロディーと音声でお知らせしてくれる
沸騰したら麺を入れるタイミングです。音と音声でホットクックが教えてくれます。
我が家のホットクックの音量設定は初期値のままです。湯が沸くまでの時間に2階の別室で作業をしていても、ホットクックのお知らせ音が聞こえてきて麺を入れるタイミングを把握出来ます。
自動で麺をかき混ぜながら茹でる
茹でてる途中、適切なタイミングでかき混ぜながら茹でてくれます。
蓋を開けたら麺が折れてボロボロに…などという事故は一度も起こったことがありません。安心してホットクックに全てお任せしてしています。
また、ロジカル料理著者の勝間和代さんが、鍋で茹でるよりも明らかにホットクックの方が美味しいとブログで仰っていました。
勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ「ホットクックの手動めんゆで機能、少し細かい補足」(外部サイトリンク)
実際私も美味しいと感じていますし、とにかく麺をゆでる作業が楽すぎて、とても助かっています。
ホットクックのめんをゆでる機能のデメリット
水から沸騰までがコンロより時間がかかる
ホットクック沸騰までの時間
- 水1L 15分
- 水2L 25分
(シャープが公表している情報より)
※目安値です。水量、水温によって異なります。
ホットクックでお湯を沸かす際は時間がかかります。コンロの方が火力が強いため早いです。
私は電気ケトルで1L位のお湯を沸かして、それをホットクックに注ぎ入れて麺をゆでる機能を使っています。
注意ポイント
ホットクックにお湯を入れる使い方をシャープは推奨していません。
自動メニューでおかずや麺類を調理する際は、必ず水を入れる必要があります。しかし麺を茹でるは手動機能ですので、私はお湯を使っています。※自己責任で使用
洗い物が多い
ホットクックで麺を茹でると鍋調理時よりも洗い物が多いです。
- 内鍋
- 内ふた
- かき混ぜユニット
- つゆ受け
内鍋以外は食洗機対応です。
私は食後の食器と同時に、食洗機で洗ってしまいます。食洗機が使えないタイミングで洗いたい時は手洗いをしています。
お鍋で茹でる場合よりも洗い物は多いですが、それでもホットクックを選んで茹でることが多いです。
ホットクックで茹でられる乾麺の量まとめ【うどん・そうめん・パスタ】
茹でられる麺の量は、ホットクックのサイズで異なります。ホットクック公式レシピにて公表されている麺の量をまとめました。
ホットクックサイズ | 1.0L | 1.6L | 2.4L |
スパゲティ | 100g | 200g | 400g |
そうめん (乾麺のひやむぎ・うどん 等) | × | 200g | 400g |
即席めん(インスタントラーメン) | × | 1~2袋 | 1~4袋 |
【茹でられる量】乾麺(パスタ・素麺)
- 2.4Lタイプ 100~400g(水量MAX:2L)
- 1.6Lタイプ 100~200g(水量MAX:1L)
公式では100g以上が指定されています。
私の経験談ではありますが、100g未満でも茹でられました。
【茹でられる量】市販の袋入り即席めん(インスタントラーメン)
- 2.4Lタイプ 1~4袋(めん約90g/1袋)
- 1.6Lタイプ 1~2袋(めん約90g/1袋)
ゆで時間を自由に手動設定できる
茹で時間は、分単位で自由に設定できます。
ゆで時間の設定時間は、麺を入れた後に再沸騰してからの加熱時間となります。
ホットクックでパスタ、ラーメン、うどん、素麺を茹でられる(インスタント袋麺もOK)
長尺の乾麺は沈みきるまで待つ必要有り
全長が長い乾麺の場合は、麺が鍋に沈みきるまで菜箸でつついて待つ必要があります。
私は2.4Lサイズのホットクックを使用しています。乾麺のそうめん・うどんを茹でる際は、麺が沈むまで10秒くらい待てば蓋を閉められる状態になります。
麺が内鍋からはみ出た状態で無理矢理蓋を閉めることは、故障の原因になりますので避けましょう。
パスタは半分に折って一気に鍋に投入しても美味しく作れる
私はレンジでパスタを作る際に、麺を半分に折って調理することがありました。その経験で麺を折ることに抵抗がなかったため、パスタに限っては折って茹でることもあります。
ホットクックでインスタントの袋麺が作れる
コンロとお鍋を使う際と同じ作り方で、マルちゃん正麺やサッポロ一番が作れます。
袋の裏面記載の水量を入れて麺を茹でた後、ホットクックの内鍋内にスープのもとを入れたら出来上がりです。少し濃い目の味つけにしたい時は、水量を20~30mlくらい減らして作ります。
ホットクックで野菜を茹でる方法
「めんをゆでる」機能を使用して、野菜を茹でることができます。
これは私の自己流の使用方法です。(オフィシャルではありませんので注意)
無水茹でが得意なホットクックですが、ほうれん草などのアクが強い野菜をたっぷりのお湯で茹でたい時は、「めんをゆでる」機能を使っています。
めんをゆでる機能を応用した野菜茹での方法
- 水(お湯)を入れて、ゆで時間を適当な分数を入力して調理開始
- 沸騰して、お知らせ音が鳴ったら野菜を投入
- 蓋を閉めて、調理を再開
- 適当なタイミングを見て【スタート/決定】ボタンを押して、調理を一時停止する。
- 野菜の茹で具合がOKだったら、蓋を閉めて【取り消し】ボタンを押して調理を中止する。
- 野菜を引き上げる
入力した「ゆで時間」は、材料(野菜)投入後にお湯が沸騰してからカウントが開始します。つまり、単純にホットクックの茹で時間に従ってしまうと、野菜が茹ですぎの状態になってしまいます。
野菜の引き上げタイミングは、キッチンタイマーや時計を使って自己管理してください。
ホットクック「めんをゆでる」機能の可能性はまだまだありそう
「めんをゆでる」機能は、乾麺を茹でるだけでなく、インスタントラーメン(袋麺)、野菜の下茹でにも使えます。使い方次第で、無限の可能性がある便利な機能です。
ホットクックのサイズによって、茹でられる麺の量が違います。これからホットクックを購入される方は、本記事にて紹介した麺の量をご確認ください。おかず調理だけならば1.6Lサイズが丁度良いけれど、麺を茹でる事を考慮すると大きめの2.4Lサイズの方が便利な場合もあります。
めんをゆでる機能の応用技を持っていらっしゃる方、当ブログのメールフォームやTwitter から貴方のアイデアを教えて頂けると嬉しいです!
「めんをゆでる」機能の活用方法を追加で発見しましたら、本記事に随時追記していきます。
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ホットクックで麺を茹でたことが無い方、次のラーメン・うどん調理の機会に是非試してみてくださいね。使ってみると、意外な便利さに気づけるかもしれません。
ホットクックで日々の炊事をどんどん楽にしていきましょうね!